
結納やお顔合わせの前に必ずお相手の家にご挨拶にいきます。その際には清潔感のある身だしなみが第一です。相手自宅への初めての訪問は、結婚相手としての第一印象を左右する重要なポイントです。当日の服装は、おしゃれな雰囲気よりも清潔感を心がけましょう。
男性は落ち着いた色のスーツと派手でないワイシャツ、ピアスや指輪などのアクセサリー類は外し髭もきれいに剃りましょう。これができない人は結納云々の問題ではありませんので必ず実行して下さい。
女性は清楚で控えめな印象のワンピースやスーツ着ていきましょう。髪も明るすぎる髪色はできるだけ避け、派手なアクセサリー類はNG。派手なメイクやネイルアートも止める事が無難です。普段通りの私で良いのですが、普段の服装が派手な人はしっかりと考えてた方がいいでしょう。自信がないときは友人に相談してください
男性も女性も、足元が意外に目につくので、靴を磨いていくことを忘れずに。当日の流れを二人でリハーサルして段取りは事前に考えておきましょう。
当たり前ですが遅刻は厳禁。自宅を出てから、相手の家に到着するまでの所要時間は必ずチェック。最初が肝心なのです。移動の時間には余裕をもってスケジューリングをしましょう。
このように結納や顔合わせ以前にも様々な事をしなくてはなりません。初めて相手のご両親に会う際の第一印象は何よりも重要です。
訪問してからのふるまい、話の進め方などもおおまかにイメージしておくとよいでしょう。 結婚の許可を貰うためのセリフは事前に彼女と打ち合わせをして家で練習しておくと安心です。
大事な場面で敬語の使い方を間違えたりすると、その後もあまりいい印象をもってもらえないので十分注意した方が良い場合もあります。また使い慣れない敬語を努力して覚えていく事で誠意が伝わり好印象を与える結果となる事もあります。
訪問日前日にもう一度チェック!
訪問日前日には、もう一度身だしなみをチェック。必要に応じて美容院に行ったり、靴や小物を買いそろえます。事前準備を万全に行えば気持ちに余裕ができ、当日もゆったりと自分らしくあいさ つができるはずです。
ここで訪問時の服装についてチェックをしていきましょう。
女性のポイント
ヘアスタイル& メイク
明るすぎる茶髮や金髮は避け、清潔感のある髮型とメイクを心がけて派手なマニキュアやネイルアートはNG。においのきつい香水も避けましょう。
服装
派手すぎず、地味すぎないワンピースかスカート、スーツなど。短いスカートや胸元が大きく開いた服は避けましょう。
アクセサリー
派手なものやつけすぎるのは避けて。パールやゴールドをさりげなく。
靴
ストッキングはナチュラルな色合いのもの。ブーツ、ミュー ル、このような席の場合にはナマ足は基本的にダメです。
男性のポイント
ヘアスタイル& 身だしなみ
極端な茶髮や金髮は避け、 清潔な印象を心がけます。もし金髪なら染めた方が良いでしょう。一生を左右するのでそれ位はやって下さい。無精ヒゲ、肩のフケ、爪、鼻毛の チェックも忘れずに。
服装
紺やグレーのスーツ。 ジャケットやシャツは派手なものは避けて。ワイシャツにはアイロ ンをかけ、襟元や袖口 の汚れにも注意。どれも当たり前ですが最近できない人もいますので常識的な範囲で整えて下さい。これくらいできないなら結納はしない方がいいでしょう
靴
スーツの色に合った革靴をしっかり磨いておいてください。中敷きやかかとのすり減りにも注意です。訪問の際には靴を脱ぐので靴下は新しいものを用意してください。穴が開いていたりするとカッコ悪いです。
結婚申し込みの 言葉はスムーズにどちらの家でも、結婚について切り出すのは男性からが一般的です。結婚申し込みの言葉は二人の意思と決意を表現する上で重要なポイントとなります。
テレビドラマなどで見かける「〇〇さんを僕にください!!」というフレーズは、「うちの娘はモノじゃない!!」と親の気分を害することもあったりします。誠意を伝えることが大切ですのでしっかりと文章で伝えるように考えましょう。
OKフレーズ一例
「 お嬢さんとの結婚をお許しください 二人で必ず幸せになります」
「 〇〇さんとの結婚を承諾していただきたく、ごあいさつに参りました。認めていただけますでしょうか?」
NGフレーズはこれ!!
お嬢さんを僕に下さい
男性はこの瞬間が最も緊張します。しかしこの瞬間を乗り越えないと結納や顔合わせのシーンは訪れません。愛する者と一緒に過ごす為には誰もが通らなくてはならない登竜門です。