結納と顔合わせ食事会の違いは?|結納ブログ

両家顔合わせの食事会を行うカップルが増えています。両家で結婚を了承し合ったら、両家 の親睦を深めるためのセレモニーを行います。一般的に知られているのが、 日本の伝統的な儀式である結納です。しきたりの煩雑さなどから減少傾向になっています。最近では、両家の顔合わせを兼ねた食事会をすることをセレモニーととらえ、結納を行わないカップルも増えています。今では、「結納をする派」が約3割弱、「食事会だけを行う派」が 約7割と、食事会のほうが人気に。結納と顔合わせ食事会、どちらにもメリットとデメリットがあります。両親の意見も十分聞き、納得のいく方法を選びましょう。

 

結納なのか?顔合わせの食事会なのか?スムーズに決めるためには親の意見を確認しましょう。地域や家によって、婚約や結納に対する考え方は千差万別です。今後長いお付き合いをしていく両家ですから、結婚準備をスムーズに進めるためにも、まず親の希望を確認することが大切です。

 

親に確認する場合は、二人の間で「結納はしない」と話し合っている場合でも「結納はしなくてもいいよね?」ではなく、「どうしたらいいと思う?」と尋ねるようにしまししょう。あくまでもお伺いを立てる姿勢が大切です。また、必ず両家の意向を聞き、意見がまとまらない時は、両家のうちでしきたりを重んじる家のほうに合わせて決めるのが一般的です。

 

結納と顔合わせ食事会の違い

結納と顔合わせ食事会それぞれの特色・式の流れ・用意するもの・場所、・予算などそれぞれの違いを知っておきましよう。違いを知る事も大切です。

 

 結納の特色

 

特色

男性から女性へ金品を贈り、結婚の約束を固める儀式のこと。現在は少なくなっていますが結納の中で多く行われているのが、仲人を立てずに両家が一堂に会して行う略式結納。結納品や口上などさまざまなしきたりがありますが、肜式は地域によりさまざま。

 

結納の流れ

結納会場に入る順番や席次、結納のあいさつ、 結納品の受け渡しまで、すべてその地域に伝わるしきたりで行われます。結納終了後は両家で会食し、親睦を深めるのが一般的です。

 

結納で用意するもの

結納金と、縁起物をそろえた結納品。結納品の内容や贈り方は地域によって異なりますが、大きく関東式と関西式に分けられます。結納品は基本的に決まった9品を用意します。

 

結納会場

料亭やホテルの小宴会場、レストランの個室など、落ち着ける場所を選びます。ホテルなど では「結納プラン」などのパックプランを用意しているところもあります。このサイトでも紹介されています。地域ではしきたりにのっとり女性宅で行うこともあります。

 

結納予算

6万円~20万円(結納金などは除いております。場所と食事にかかる料金の目安です)

 

 

顔合わせ食事会

 

顔合わせの食事会の特色

結納のような、決まった形式やルールはありませんが、二人がそれぞれの親を紹介し合うというスタイルをとることが多いようです。堅苦しくせず和やかに行われる傾向があります。

 

顔合わせの流れ

両家がそろってあいさつをかわすのが主な目的ですので、最初にあいさつをかわしてからお互いの家族を紹介します。あとは会話をしながら食事を楽しんで両家の親睦を深めます。結婚式に向けての段取りについて話し合うこともあります。結納のような儀式的な堅苦しさはありません。

 

顔合わせで用意するもの

婚約指輪や時計など、二人が結婚記念品を交換するのが一般的です。記念品の交換はあいさつが終わって、食事が始まる前に行います。そのまま受け取るのではなく、その場で包みを開けて皆に披露すると、セレモニーらしくなります。

 

顔合わせを行う場所

結納と同様ですが、親の料理の好みや利便性を考えてホテルや料亭、個室のあるレストランが一般的です。お互いの実家が離れている場合は、結婚式を挙げる予定の会場や二人が住んでいる地域で行うこともあります。

 

顔合わせの予算

6万円~15万円(食事会にかかる金額です。目安は両親の食事代と自分たちの食事の料金です。都内であれば一人1万円の予算でもお顔合わせは実施可能でしょう)

 

 

両家の顔合わせ食事会のみ のカップルが約7割

結納•両家顔合わせ食事会を両方行った人28%、両家の顔合わせ食事会のみ行った人は72%と約7割を占めました。最近では、結納ではなく食事会が主流だということがわかります。

 

結納にするのかお顔合わせにするのかしっかりと話をしていきましょう。

おすすめの記事