花嫁の手紙 | すぐに使える実例集

結婚式で読む、「花嫁の手紙」。

実例をふまえた全文とよく使えるフレーズをまとめました。少しエピソードを加えるだけでオリジナル文章が出来上がりますので、ぜひ参考にしてください。最近では手紙を読む前に、これから親への感謝を披露する時間を頂きます、とお断りを入れる方が増えているので、そちらの言い回しもご覧ください。

■花嫁の手紙「手紙を読む前」

本日は私たちの結婚式にお越し頂きありがとうございます。
私事ではございますが、この場をお借りして両親へ手紙を読むことをお許しください。
■花嫁の手紙「書き出し」
書き出しのポイントは、親への感謝の言葉で始めるのが一般的ですが、結婚する喜びや列席者への御礼の事などを盛り込んでもOKです。

お父さん、お母さん、お世話になりました。働き者のお父さん、しっかり者のお母さんの娘に生まれて今日まで本当に幸せでした。
■花嫁の手紙「エピソードや思い」
具体的なエピソードと共に、親へ伝えたい思いを述べます。伝えたい思いが、そのまま結びの親への感謝、新生活への抱負などになってもOKです。

お父さん、仕事が忙しく毎日遅いのに、旅行に連れていってくれてありがとう。社会に出た今だからこそ、仕事の大変さや厳しさがよくわかります。定年退職をしたらゆっくり休んでください。
お母さん、いつも手作り料理で家族をサポートしてくれてありがとう。お母さんが何でも受け止めてくれたから安心して毎日を過ごすことができました。

 

■花嫁の手紙「結び」

手紙の結びでは、「新生活への決意や抱負」「感謝の言葉」「親への気遣い」のいずれか、または複数を述べるのがおススメです。その他、列席者への感謝、新郎の親への気遣いなどを盛り込んでもOKです。

夫婦の役割をしっかり分担して、二人三脚で私を育ててくれたお父さんとお母さんは私の理想の夫婦です。
ふたりのような家庭を築けるように、これから二人で力を合わせて頑張っていきます。

 

これらを踏まえて、花嫁の手紙の全文をご紹介していきます。

花嫁の手紙全文➀
(書き出し)
お父さん、お母さん、そしてお姉ちゃん、28年間お世話になりまして、ありがとうございました。
(エピソード)
無口だけどやさしいお父さんと口うるさいことは一切言わない楽天家のお母さん、面倒見のいいお姉ちゃん。これまでの生活を振り返って、家族みんなに支えられてここまで来れたんだな、と改めて感じています。
私が大学の受験勉強の時、つらい勉強から逃げ出してしまいそうになった時、突然のワガママを叱りもせず私の将来について一緒に考えてくれたお父さん。あなたの人生なんだから、好きにしなさい、と自由に進路を決めさせてくれたお母さん。お姉ちゃんも心配してくれましたね。
家族の支えで私は目標に向かって頑張ることができました。
お父さん、お母さん、お姉ちゃん、いつも私のことを考え支えてくれた家族みんなには心から感謝しています。
(結び)
今日を境に、私の苗字は変わり、隆さんと新しい家庭を築いていきます。私たちのお手本となる家庭はお父さんとお母さんです。どんなことも隆さんと話し合い、お互いを尊重できる家庭にしたいと思っています。お父さん、お母さん、体には気を付けていつまでも私たちのお手本でいてください。
今までどうもありがとうございました。
→花嫁の手紙の、書き出し・エピソード・最後の結び、の文例集はコチラ!
花嫁の手紙全文➁
(書き出し)
お父さん、お母さん。ふたりと同じくらい大切な人と巡り合い本日お嫁に行ける事をとても幸せに感じています。
(エピソード)
ひとり娘の私をとても可愛がってくれたお父さん。仕事が休みの時は公園や図書会に行って一緒に過ごす時間が多かったと思います。いつもお父さんと一緒にいることをお友達から羨ましがられてちょっとした自慢でした。反抗期には口喧嘩も多かったけど、今ならどれほど私を心配してくれていたかがわかります。
お母さんはいつも家族のことを考え家事をテキパキとこなしていたお蔭で、我が家はとても居心地がよかったです。手作り料理もたくさんで私も見習って少しずつ頑張っていきたいと思います。
(結び)
お父さん、お母さん、これまでたくさんの深い愛情で見守ってくれて本当にありがとう。我が家に負けないぐらいの居心地のいい家庭を築いていけるように頑張っていきたいと思います。長い間お世話になりました。
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