結婚式や家族婚でも人気の高い演出、「花嫁手紙」

改めて親に向けてのメッセージを読み上げることに読む前は気恥ずかしさや照れがあるようですが、実際に手紙を書いたり朗読してみると自分の人生を振り返ることができた、たくさんの思い出がよみがえってきた、感謝の気持ちをきちんと伝えることは大切なことだな、…などとやってよかった!と言う新婦がほとんどです。結婚式という緊張する場ですが、きちんと日頃の思いと感謝を伝えられるように準備をしていきましょう。

 

誰が読むの?

・主に新婦

・新郎

自分が書いた花嫁の手紙は自分で朗読するのが一番ですが、緊張でうまく読めない、恥ずかしい…などがあれば、新郎や司会者に代読してもらうこともできます。当日、感極まって声にならなくなってしまったら、隣にいる新郎に読んでもらったり、司会者に手紙のコピーを渡しておき代読してもらいましょう。(そうなりそうな場合は、予め依頼をしておくと、新郎も司会者も心構えができますよ。)

 

誰に読むの?

花嫁の手紙朗読の目的は、自分の親への感謝の気持ちを伝えることですので、基本は親へ向けて読みます。とはいえ、列席者の前で披露する文章なので、列席者が聞いても不快にならない内容にしましょう。親がいない場合は、親に代わって育ててくれた兄・姉・祖父母・親戚などにあてた内容にします。

 

いつ読むの?

一般的には披露宴の結び近く、両家の親への花束や記念品贈呈の前に読みます。

 

どこで読むの?

メインテーブルの左右どちらかに立って、末席に並んでいる親に向かって読むのが基本です。マイクは新郎に持ってもらい、司会者から「手紙をご披露ください」などのアナウンスがあった後、自分のタイミングで読んでいきます。手紙ばかりに視線を落とさず、時々親や列席者の方は顔を向けるように心がけましょう。

 

花嫁手紙の作り方は?

花嫁の手紙の構成は

・メインテーマを決める

・エピソードを決める

・原稿にまとめる

この3点をおさえて作成していきましょう。

→花嫁の手紙の全文はコチラから!

メインテーマを決める
「花嫁の手紙」は
・これまで育ててくれた感謝
・新生活への抱負
・親への今後の希望や気遣いの言葉
これらを組みあわせていきますが、この中でも何をメイン伝えるかを決めましょう。
メインテーマをはっきりさせてることで、伝えたいことがより具体的になります。
エピソードを決める
メインテーマが決まったら、テーマを意識しながらそれに合うエピソードを探します。
たくさんのエピソードを盛り込むより、ひとつ、父母それぞれのエピソードで2つなど
厳選した方が効果的です。
ポイントは「どんなことがあって、どう思ったのか」です。※エピソードは特別な出来事でなくて大丈夫です。
ささいなことでも自分の心に残っている素直な気持ちを伝えれば感動的な手紙になります。
原稿にまとめる

文章は500~700字ぐらいが目安です。(約3分です)

冒頭に両親への感謝や列席者への御礼、結婚する喜びなどを伝え
エピソードや伝えたい思いなどを伝え
結びに、親への感謝、新生活の抱負、相手の親への挨拶
などを原稿にまとめていきましょう。

 

【これが知りたい!Q&A】

「花嫁の手紙」は必ず読まなければいけないもの?

花嫁の手紙は必ず読まなければいけないものではありません。
結婚式に出席するとほとんど読んでいたり、いざ自分の番になってみると
周りが「読むよね?!」という圧力をかけてきたり…
普段面と向かって言えない素直な気持ちや親への感謝の言葉を表すには
絶好の機会ではあります。
ただし、気持ちが進まない時は読まなくてもOKです。
代わりに、花嫁の手紙を書いて記念品贈呈と一緒にお渡しするのも素敵ですよ。

朗読は恥ずかしくて…

ゲストの前で読むのが恥ずかしい、照れる、という方は多いですが、自分で読むのが難しいのであれば、司会者への代読などを考えておきましょう。

又は、映像を作成(小さい頃の親との思い出写真)し、手紙の文章を映像にのせて披露する方法もあります。

親にやらなくていいよ、と言われたのですが…

こちらはよく頂く質問です。
まずはその言葉が本心であるかを見極めましょう。
恥ずかしがって遠慮していたり、子供が緊張しないように気遣ったりしている
場合もあります。
言葉を鵜呑みにせず、親の普段の言動や人柄などを考えて自分自身で判断していきましょう。
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