花嫁の手紙  | このまま使える文例集

結婚式で読み上げる「花嫁の手紙」

いざ書くとなると、何を書いていいのか、どのように書いたらいいのか、どのぐらいの長さがちょうどいいのか…など疑問がたくさん出てくる花嫁が多いものです。

ここでは、花嫁の手紙を

①冒頭

➁エピソード

➂結び

3つのキーワードごとに文例を作りました。文例を組み合わせるもよし、自分の言葉で少しアレンジするもよし、使い方は様々です。ぜひ参考にしてみてください。

 

①花嫁の手紙 冒頭の文

冒頭は親への感謝の言葉で始めるのが一般的です。結婚する喜びや参列者への御礼の言葉を盛り込むこともあります。

 

【お父さん、お母さん、お世話になりました。
働き者のお父さん、しっかり者のお母さんの娘に生まれて今日まで本当に幸せでした。】

 

【お父さん、お母さん、お世話になりま した。これまでたくさん心配をかけて きたことと思います。
今日はこれまで の感謝の気持ちを言葉にして、伝えた いと思います。】

 

【風が心地よい初夏を迎え、私の気持ち も晴れ晴れとしています。こんな幸せ な気持ちで今日を迎えられたのも、
私 の結婚を自分のことのように喜んでく れたお父さんとお母さんのおかげです】

 

【お父さん、お母さん、長い間、お世話 になりました。木々の葉が日ごとに色 づくのを眺めながら、うれしさと同時
に、ふたりから巣立つさびしさを感じています 】

 

【結婚という特別な日を迎えて、私はこれまでに感じたことのないほどの大きな喜びと幸福感に包まれています。】

 

【私が大切に思っているたくさんの人に 見守られながら、
こうして純白のドレスに身を包んでいるなんて、夢のようです。 】

 

【私が生まれてから、いろいろなことがありましたね。そして今日、大勢の皆 様に祝福されて、こんなに幸せなひとときを過ごせたことに感激しています。 】

 

【お父さん、お母さん、こうしてふたりに手紙を書くのははじめてですね。
なんだか照れくさいけれど、少しだけ聞いてください。】

 

【お父さん、お母さん、私の二十七年の 人生を振り返ってみると、いつもふた りに助けられていたように思います。】

 

➁エピソード

エピソードは出来るだけ具体的な内容で、親に伝えたい想いを述べましょう。また参列しているゲストにもわかりやすいように伝えられるようにしましょう。

 

【ふたりと過ごしてきたこれまでの人生を振り返ると、
たくさんの思い出が浮かび上がってきます。
なかでも印象に残っているのは、私が中学生のとき、お父さんとお母さん、妹の〇〇の家族全員で出かけた温泉旅行。
泊まった旅館の部屋からの眺めがキレイだったこと、夕食に出された日本料理がとてもおいしかったことを、今でもはっきりと覚えています。
お父さんは仕事が忙しく、家でゆっくりすることも少なかったので、なおさら家族全員でのんびり過ごせることがうれしくて、その夜はなかなか寝つけませんでした。】

 

【お父さん...。お父さんはよく、私が生まれた日のことを話していましたね
「ほかのどの赤ちゃんよりもお前はかわいかったよ」と、いつもうれしそうに話してくれました。子どものころはそれがなんだか照れくさくて「もういいよ、やめてよ」なんて言っていたけれど、今日は素直な気持ちになって、
私なりに精一杯の感謝の気持ちを伝えたいと思います。

お母さん…。お母さんとは友達のように何でも話せて旅行や買い物に行ったりして、たくさん思い出を作ることが出来ました。今も年に一度は旅行に行って、色々な話をするのがとても楽しみです。】

 

【今日までの日を振り返ると、お父さん、お母さんとのたく さんの思い出がよみがえってきます。
でも、お父さんとお母 さんの心に刻まれている私との思い出といえば、楽しかっ たことよりも、
心配したことのほうが多かったかもしれませ んね。
「子どものころの私は落ち着きがなく、とにかくちょこまか と動き回る子でした。
後先考えずに行動してしまうことも多 く、それで失敗しては、いつもふたりに叱られたり、
なぐさ められたりしていましたね。
大人になっても心配のかけどおしで...。なかでもいちばん 心配をかけたのは、
苦労して就職した会社を1年で退社し、 カナダへ留学したときだと思います。
ひとり暮らしの経験すらない私が、慣れない海外で生活す るというのですから、
ふたりが心配するのも無理はありませ ん。でも、私は半ば強引に旅立ってしまいました。
今思えば、 お父さんとお母さんに理解してもらえるまで、もっと時間を かけて話し合うべきだったと反省しています。それをしなか ったから、余計に心配をかけてしまいましたね。
カナダでの生活は、とても充実したものでした。それでも、 ひとり部屋の中で過ごす夜は、
さびしくて泣きそうになるこ ともありました。
そんなときには、いつもお父さんとお母さ んの顔が思い浮かんで...。】

 

 

 

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