結婚式の挨拶

結納や結婚式など人生の一大イベントには大切な挨拶があります。挨拶はその会の印象を左右するものになりますので、基本をおさえてしっかりと挨拶ができるようにしておきましょう。

結婚式の挨拶

結婚式の挨拶というと、かつては媒酌人や親が挨拶をしていましたが、現在では新郎新婦が直接ゲストに感謝のメッセージを伝えることが多くなりました。結婚式で挨拶をするシーンはいくつかありますので、その場のシーンにふさわしい好印象を与えるスピーチができるようになっておきましょう。

1結婚式の挨拶の種類

結婚式の挨拶の種類として代表的なものはウエルカムスピーチ・謝辞・主賓挨拶・友人スピーチ・テーブルインタビューなどがあげられます。

ウエルカムスピーチ

ウエルカムスピーチとは披露宴の最初に行う、新郎新婦からの挨拶です。ゲストへ出席してくれたことへのお礼、結婚の報告、今までお世話になったことへの感謝、締めの言葉を1~2分ぐらいを目安にまとめて話しをします。

→ウエルカムスピーチ実例!

挨拶の構成を考える時に

➀冒頭部分

➁主題

➂結び

この3つを考えて作っていきます。

では、文例を参考に一緒に考えていきましょう。

冒頭の基本文例

頭の部分は、足を運んでくれたゲストに対しての謝意を述べるほか、そのシーンにあった決まり文句を使ってできるだけ簡潔に伝えるようにします。余裕があれば、当日の今の気持ちや挙式について触れるなどオリジナリティを出してもよいでしょう。

■基本文

本日はご多用の中、私たちふたりのためにお越し頂き、誠にありがとうございます。先程、(当チャペルにて)皆様に見守られながら無事挙式をすることができました。

■天候を交えた基本文

本日はお足元の悪い中、(大変暑い中・酷暑の中)私たちふたりの結婚式にご参列頂き、誠にありがとうございます。快適にお過ごし頂けるように飲み物やタオルなどをご用意していますので、ごゆっくりおくつろぎください。

■遠方ゲストが多い基本文

本日は私共の結婚式にご出席頂きありがとうございます。北は北海道、南は沖縄からと遠方からもたくさんの方にお越し頂き大変感謝しております。
主題

主題の部分は、結婚式を迎えるまでの準備期間でのエピソードやどんな風に結婚式を楽しんでもらいたいか、自分たちのこだわりのテーマなどがあれば積極的に伝えていきましょう。

■主題の基本文

本日のこの日を迎えられたのもひとえに私たちを育んでくださった皆様のおかげと感謝しております。ささやかならのおもてなしですが、皆様に楽しんで頂けるよう準備をしてきました。
■主題アレンジ文
本日の披露宴を迎えるまでに新婦とは喧嘩もしながら一生懸命に準備をしてきました。特にウエルカムスペースとテーブルにあるペーパーアイテムは二人でオリジナリティが出せるように工夫して作ったので、お時間のある時にぜひみてください。
本日は皆様を自宅に招いたようなアットホームな雰囲気が出せるようになっていますので、リラックスしながらお楽しみください。
私たちは食べることが大好きなので、特にお食事にこだわって準備をすすめてきました。皆様にも楽しんで頂けるお料理がたくさんふるまわれますので、どのような料理が出てくるか楽しみになさってください。
締め
締めの挨拶は、今日はゆっくりと楽しんでください、といった言葉と共に、色々な演出を用意しています、など披露宴の中身に少し触れるなどして期待をさせるのもおススメです。
■締めの基本文
短い時間ではありますが、お開きまでお寛ぎ頂き、楽しんで頂ければ幸いです。本日はどうぞよろしくお願い致します。
■締めのアレンジ文
会場内にはインスタ映えするような写真スポットをたくさん用意しています。写真を撮ったらどんどんアップしてくださいね。一緒に楽しみたいと思いますので、本日はどうぞ宜しくお願い致します。
こちらの会場はお料理がおいしいことで、とても有名です。ごゆっくりとお寛ぎ頂きながら、自慢のお料理とお酒を心ゆくまでご堪能下さい。カムスピーチ
【このまま使える!】ウエルカムスピーチ
本日はご多用の中、私たちふたりの結婚式にお越し頂き誠にありがとうございます。先程、皆様に見守られながら当チャペルで無事挙式を挙げることができました。こうしてたくさんの方々に祝福して頂き、新しい人生の門出を迎えることができ感謝の気持ちでいっぱいです。日頃の感謝を込めて、ささやかではございますが、おもてなしのご準備をさせて頂きました。たくさん食べて、飲んで心ゆくまで皆様に楽しんで頂けましたら幸いです。短い時間ではございますが、本日はどうぞ宜しくお願い致します。

披露宴の結びに挨拶をする謝辞。主に新郎と両家を代表する立場として新郎の父が行うことが多いですが、事情があってできない場合は、新婦の父親、新郎の母親、親代わりの親戚など、様々なケースがあります。また、新郎新婦の両家の父親が謝辞を行うこともあります。新新郎が謝辞の挨拶をする際、最後のお礼の時は新婦も一緒に礼をするのがマナーです。父親の謝辞は3分前後を目指しましょう。
まずは親の謝辞の挨拶の構成を考えていきます。

➀自己紹介と謝辞

➁祝辞への謝辞

➂新郎新婦への期待

➃支援のお願い

⑤結びの言葉

この5点を基本に作成していきます。
➀自己紹介と謝辞

自己紹介をし、列席者へのお礼を述べます。

新郎、田中達夫の父親の田中太郎でございます。
両家を代表致しまして、ひとことお礼を述べさせて頂きます。
本日はご多用の所ご臨席を賜りまして誠にありがとうございました。

➁祝辞への謝辞

祝辞や余興をしてくれた方へのお礼を述べます。

先程より、新郎新婦のために身に余るご祝辞を頂きまして、感謝の気持ちでいっぱいでございます。

➂新郎新婦への期待

新郎新婦に対して、親の気持ちや今後の結婚生活への期待を述べます。

新郎新婦二人の希望にあふれた姿を目の前にして、これ以上の喜びはございません。
これからは力を合わせて幸せな家庭を築いていってほしいと願っております。

➃支援のお願い

列席者に今後の支援を願う旨を述べます。

皆様には、若い二人に今後ともいっそうのご指導とご厚誼をお願い致します。

⑤結びの言葉

お礼の言葉を述べて挨拶を結びます。

本日は十分なおもてなしができなかったことをお詫び申し上げて、私のご挨拶とさせて頂きます。
皆様、本日はありがとうございました。

【このまま使える!】謝辞~父親編~
ただいまご紹介にあずかりました、新郎・鈴木哲夫の父、鈴木健一でございます。
鈴木家・天野家の両家を代表致しまして、一言、お礼を述べさせて頂きます。本日はご多用のところ、このように大勢の皆様にご臨席を賜りまして誠にありがとうございました。
先程より、新郎新婦のために身に余るご祝辞やお励ましのお言葉を頂戴し両人をはじめ、朗家親族一同心より御礼申し上げます。
(祝辞や乾杯の発声、余興をしてくれた人などの名前がわかればこの時に紹介することもあります。
→ご祝辞を頂きました田村様、乾杯のご発声を頂きました木村様、楽しい余興をご披露して下さいました、大学のご友人の皆様、など)職場での様子や学生時代の思い出など、私どもの知らない話は大変楽しく、二人とも素晴らしい方々に囲まれているのだということを、つくづく感じいった次第でございます。
新郎新婦には、今日という日が新しいスタートになるわけでございますが、皆様に頂きました数々のお祝いの言葉を胸に、二人で人生を歩んでいってほしいと願っております。とはいえ、なにぶんまだ若く世間知らずのところのある二人でございます。皆様のご助言やご指導が二人にとりましては何良い心強いものと存じます。何卒これからも二人の力になって頂きたくお願い申し上げます。本日はお越し頂きましたにも関わらず、何かと行き届かぬことも多かったと存じますが、ご寛容の程お願い申し上げます。結びに皆様のご多幸とご健勝をお祈り申し上げ両家の挨拶とさせて頂きます。
本日は誠にありがとうございました。
新郎の謝辞も親の謝辞と構成はほぼ同じになります。

➀列席者への謝辞

➁祝辞への謝辞

➂結婚までの経緯

➃新生活の決意

⑤支援のお願い

⑥結びの言葉

➀列席者への謝辞

列席者へのお礼を述べます。

本日はご多用の中、私たちのためにお集まりいただき誠にありがとうございます。

➁祝辞への謝辞

祝辞へのお礼を述べます。

先程は、皆様がたよりお心のこもった祝福のお言葉を頂きまして、二人とも感激で胸がいっぱいです。

➂結婚までの経緯
結婚に至るまでのいきさつやエピソードを述べます。
私たちが知り合ったのは、今から2年前の3月です。仕事のイベント会場で顔を合わせたのがきっかけで、その後テニスが好きという共通の趣味があることがわかり、テニスを通して交流を深めてきました。
➃新生活の決意
新生活への抱負や決意を述べます。
これからは二人で力を合わせて、笑顔あふれる家庭を築いていけたらと思っております。
⑤支援のお願い
列席者に今後の支援と厚誼を願います。
若く未熟な私たちです。皆様にはどうぞこれからも末永くご支援とご指導をくださいますようお願い申し上げます。
⑥結びの言葉

お礼の言葉を述べて挨拶を結びます。

皆様のご多幸とご健勝をお祈り致しまして、私の挨拶とさせて頂きます。
本日は本当にありがとうございました。

【このまま使える!】謝辞~新郎編~

本日は私たちのために、ご多用の中お集まり頂き誠にありがとうございました。

このように盛大な結婚式を設けることができましたのは、ひとえに皆様がたの熱いご支援があったからです。頂きました数々のお祝いのお言葉をしっかりと胸に刻み、これからの生活への指針としていきたいと考えております。

皆様のお話にも出てまいりましたが、私たちは共通の趣味で出会い時間をかけてお互いを理解してきました。すでに新生活をスタートさせておりますが、これからも二人力を合わせて歩んでいっていきたいと思います。

まだまだ未熟な二人でございますので、皆様のご協力や時には厳しいお言葉などを頂戴しながら一歩ずつ進んでいきたいと考えております。

結びになりますが、皆様のご健勝とご多幸をお祈りして私の挨拶とさせて頂きます。
本日は長時間にわたり本当にありがとうございました。

【このまま使える!】謝辞~今ドキの文例~

本日は、ご多用の中私たちのためにお集まり頂き誠にありがとうございました。

久しぶりに皆様にお会いすることができ夢のように楽しい時間を過ごすことができました。
お越し頂いた方々のおかげでこのように素敵な結婚式になったと心から思います。
皆様にもお楽しみ頂けましたら幸いです。

お祝いのお言葉や楽しい余興など、たくさんの祝福を頂き感謝しかございません。新婦と共に頂いた言葉を胸にこれからは夫婦としてまた、よき理解者としてお互いを支えあいながら笑顔の絶えない家庭を築いていきたいと思います。

まだまだ未熟な二人ではございますが、皆様のお力をお借りしながら頑張っていきたいと思います。今までと変わらぬお付き合いの程、心よりお願い申し上げます。

新婦〇〇さんのお父さん、お母さん、今まで〇〇さんを大切に育ててくださりありがとうございます。これからは私がしっかりと〇〇さんを守っていきたいと思います。
そして(自分の)お父さん、お母さん、私を見守り育ててくれて本当にありがとうございます。普段は中々言えませんが、本当に感謝しています。

結びになりますが、本日お越し頂きました皆様のご健勝とご多幸をお祈りして二人からの挨拶とさせて頂きます。本日は本当にありがとうございました。

 

主賓・乾杯挨拶

 

主賓の挨拶とは、新郎新婦の人となりをテーマに述べるお祝いの言葉です。会社の上司やお世話になった恩師など職位の高い人にお願いするケースが多く、新郎側、新婦側で1名ずつたてるのが一般的ですが、片方が会社の人を呼ばないケースなどは1名のみにお願いすることも増えてきています。

➀出だし

➁主題

➂結びの言葉

出だしと結びの言葉の間には、主題に沿った話をはさんでお祝いを具体的に伝えていきます。

➀出だし
・お祝いの言葉
・招待されたことへの感謝
・自己紹介(自分の立場や相手との関係性)ただいま、ご紹介を頂きました株式会社〇〇の代表取締役鈴木と申します。
新郎隆くん、新婦明美さん、本日は誠におめでとうございます。
また、ご両家ご親族様の皆様にも心よりお祝い申し上げます。
このような素晴らしいご結婚式にお招き頂きありがとうございます。
➁主題
・新郎新婦の人柄や長所をほめる内容
・エピソードや感想を交える
新郎隆くんは、入社した時から製造部門で働いてくれており、今やエースとしての活躍をされています。
隆くんは入社当時から非常に前向きな青年で、研修後からどうしたらもっと良くなるかを常に考えて実践してこられ、そして結果を残してきました。今年は全社でもトップ3に輝く成績をおさめ表彰されています。
➂結びの言葉
・励ましや機体、幸せを願う言葉を伝える
・お祝いの言葉を繰り返す
どうぞお互いに感謝の気持ちを持って助け合い、愛情のあふれる家庭を築いていかれますようにお願い申しあげます。
お二人の幸せをお祈り申し上げ、私のご挨拶とさせて頂きます。
本日は誠におめでとうございます。
【このまま使える!】主賓挨拶
康太さん、沙織さん、ご結婚誠におめでとうございます。
ご両家、ご親族の皆様にも心よりお慶び申し上げます。
本日はこのようなおめでたい席にお招き頂き、ありがとうございます。
ただいま、ご紹介いただきました、新婦の勤務先の上司であります高橋と申します。新婦の沙織さんは、職場ではいつも明るく元気にみんなを盛り上げてくれる存在です。
現在は2歳児クラスを担当しながら、後輩の指導にもあたってくれています。
沙織さんの素晴らしい所は、あきらめず根気よく頑張れることです。
保育園をどうしたら保護者の皆様により快適に使って頂けるかなどの難しい課題も、計画をたてながら、又話し合いを重ねていきながら実現していきます。
そんな頼りになる沙織さんなので、保護者の方々からの信頼もあつくとても頼もしい存在です。これからお二人がずっと幸せに暮らしていくために、1つだけお伝えしたいと思います。
それは、お互いを思いやる気持ちやお互いを思う気持ちを言葉や態度に表していくことです。
その一つひとつの積み重ねが幸せの道と思います。結びいなりますが、お二人の新生活への門出を祝し、末永いお幸せをお祈り申し上げ、お祝いの挨拶とさせて頂きます。
本日は誠におめでとうございます。

乾杯の挨拶

披露宴の主賓挨拶などの後に行う、乾杯の発声。乾杯の後にはお料理が運ばれてくることから、披露宴の始まりの合図と捉えることもあります。出てきてすぐに乾杯、だと少し唐突感がありますので、短いスピーチやお祝いの言葉を述べるのが一般的です。主賓の挨拶程の長いスピーチではなく1分ぐらいで述べるようにします。

➀祝福の言葉

➁はなむけの言葉

➂乾杯の発声

乾杯の挨拶は、比較的短いので文例と共にご紹介していきます。

【このまま使える!】乾杯挨拶
ただいま、ご紹介にあずかりました新婦職場の佐藤と申します。
諸先輩方がいらっしゃる中、大変僭越ではございますが、ご指名を頂きましたので乾杯の音頭を取らせて頂きます。沙織さん、ご両家ご親族の皆様、本日は誠におめでとうございます。
新婦の沙織さんとは同じグループで一緒に仕事をさせて頂いており、リーダーとしていつも相談にのったり周りを盛り上げたりとみんなから頼りにされています。
プライベートでも仲良くさせて頂いており、今日の良き日を迎えられたことに自分のこと以上に嬉しく思っております。それでは乾杯にうつらせて頂きたいと思います。
皆様グラスをお持ち頂きご唱和をお願い致します。
お二人の幸せとご両家のますますのご繁栄をお祈り致しまして、乾杯!!

2挨拶で気を付ける点

挨拶を依頼された時、どんなお祝いをしようかとエピソードを探したり友人に聞いたりなど、ワクワクした気持ちで考えていると思いますが、結婚式のお祝いの場にふさわしい内容かなども確認しながら作成していきましょう。

マナー違反➀過去の恋愛話

過去の恋愛話は結婚式のおめでたい席には必要のない情報です。何人とお付き合いした、どんな人がタイプだった、女癖が悪かった…など新郎新婦にとってマイナスになるようなことは慎みます。新郎新婦ならではの素敵な所や好きな所をスピーチするようにしましょう。

マナー違反➁下ネタ・陰口

当然ですが、不快な下ネタはNGです。友人は笑って済ませられるかもしれませんが、親族や会社の上司などは、不快な事を言うような人と交流があるのか、と新郎新婦も同じようにみられてしまいます。また、妊娠していることを新郎新婦の口意外から発表してしまうのもタブーです!!

マナー違反➂自慢話

他人の自慢話ほど面白くないものはありません。他にも身内しかわからないようなネタや話なども聞いている人には理解ができません。退屈させるような内容は控えましょう。

こんな時は…!トラブル回避術

■言い間違いをしてしまった!

名前などを言い間違ってしいまった場合は、気が付いた時点でさらりと間違いを訂正してお詫びをしましょう。もし気付かずに話を続けてしまい。会場がザワザワしてきたら、その空気を読み、「先程はお名前を間違えてしまい失礼致しました。申し訳ございません」などお詫びの言葉を伝えます。ついうっかりしてました、あがっていたのできがつきませんでした、など弁解するような言葉があるとかえって言い間違いが目立つので、素直にお詫びしましょう。

■あがってしまった!

緊張するシーンなので、あがってしまって言葉が出なかったり、覚えた原稿の内容がとんでしまった場合は、あわてず原稿をみたり、原稿を読みながら挨拶をする、などします。

もし原稿を用意していなかったら、「本日は嬉しくて胸がつかえて言葉になりません。本日は本当におめでとうございます」などとかわしても十分気持ちは伝わるものです。

あがり防止策として…
・原稿を作って練習をする
・カンペを見ながら話す
・ゆっくりとリラックスしながら話す
・知っている人の顔を見ながら話す
などの方法をとってみましょう。

■突然指名された!

最近はサプライズでスピーチを頼まれたり、テーブルインタビューを受けることも増えてきました。当事者の名前を覚えておいたり、簡単なエピソードを携帯に残しておくなど準備をしておくと安心です。

 

忌み言葉に注意!

「忌み言葉」とは縁起が悪いことを連想させるような言葉のことです。

結婚式やおめでたい席では忌み言葉はタブーとされてきました。現在では昔ほど気にしなくなっており、その言葉が際立つ使い方をしなければあまり神経質にならなくてもOKと言われていますが、マナーとして気をつけておきましょう。

別れや不幸を暗示させる言葉

飽きる 浅い 失う 薄い 移る 祈る 終わる 返す 帰る 消える 嫌い 嫌う 切れる 苦しむ

くだける 壊れる 去る 死ぬ 散る 出る 流れる なくなる 離れる 冷える 戻る 破れる

病む やめる 別れる 割る など

再婚を連想させる言葉

いろいろ 返すがえす 重ね重ね 重ねる くれぐれも 繰り返す 再三

しみじみ たびたび ではまた 再び ますます 皆々様 わざわざ など

☆忌み言葉を使いそうになった時の言いかえ例☆

・去年 → 昨年
・ますます → 一段と
・終わる → お開き・結ぶ
・時は流れて→ 時は経ち
・スタートを切る → スタートラインに立つ

3成功するポイント

結婚式での挨拶は、態度や話し方も大きく影響してきます。聞いている人、見ている人に気持ちが伝わる話し方、読み方を心がけて本番に臨みましょう。

話し方のコツ

・大きな声で堂々と

どんなにすばらしい原稿も、ボソボソと小さい声で話をしては台無しになってしまいます。大きな声で堂々と、語尾までしっかり発音しましょう。特に新郎は挨拶のよしあしが、その後の印象を左右するといっても過言でもありません。

意識的にゆっくりと

人は誰しも緊張すると早口になりがちです。そのため意識的にゆっくりと話すように心がけます。ちょっと遅いかな?と思うぐらいがちょうどいいペースです。

時間の目安は、600字程度の挨拶の原稿なら2分程度、手紙の場合は2分30秒程度を意識していきましょう。

・上手に間をとる

間をとることで、聞き手の関心を集める効果があります。次に続く言葉を引き立てることができますので、話の山になる部分や特に伝えたい思いを述べる時に、間をとることを心がけましょう。

・大げさに抑揚をつけない

楽しい話題は明るく、しみじみとした話題は感動的になど内容によってはトーンを変えるのも効果的ですが、あまり大げさにするとかえってしらけるので注意しましょう。

 

姿勢と態度

どのような姿勢や態度が好感を持たれるか図をもとに解説していきます。

・表情

基本は笑顔です。ただ、決意表明をするシーンではキリっとするなど内容によって多少はメリハリをつけましょう。

・口もと

マイクに遠すぎたり近づきすぎたりするとうまく音がひろえないので、口元から10センチぐらい話すのがベストです。スタンドマイクで話しにくい場合は、スタンドからマイクを離して自分の手に持って話をしましょう。

・姿勢

背筋を伸ばし、姿勢よくたちます。肩の力はぬきましょう。

・目線

会場全体をゆっくりと見まわしながら話します。緊張している時は知っている人の鼻付近を見ていると視線が入ってこないですよ。

・手

前で組むか、身体の横に自然につけます。白い手袋を持っているので、原稿を読む時は内ポケットにいれておきましょう。女性は前で組んだ方がキレイです。原稿や手紙を持つ時は男性は片手で、女性は両手で持ちましょう。

 

 

原稿作成とチェックポイント

➀原稿作成

改まった席だからと普段使わない言葉や難し言葉、美辞麗句を並べただけの文章は個性が失われるだけでなく、気持ちが伝わりにくいものです。少しでも自分が思ったことや感じたことなどを盛り込むように自分の言葉で素直に表現することを心がけてみましょう。丁寧な言葉遣いを心がけ、基本は「です。」「ございます。」口調にします。そして、わかりやすく簡潔に伝えること(エピソードをたくさん盛り込むのではなくポイントで絞って)が大切です。時間は長くても3分ぐらいを目安にしましょう。

【文字数の目安】

・1分…300字ぐらい

・1分30秒…450字ぐらい

・2分…600字ぐらい

・3分…900字ぐらい

挨拶も新婦の手紙なども事前に原稿を作っておきましょう。結婚式は日常と全くことなり雰囲気や空気が違うで、挨拶に慣れている人でも言葉がとっさに出てこないことがあります。用意した原稿を使うにしろ使わないにしろ、一度原稿を用意しておくと安心です。

②声に出して練習する

原稿が出来たら、必ず声に出して練習をしてみましょう。声に出してみると言いにくい言葉や言い回しが難し言葉が出てきますので話しやすい言葉に変えていきましょう。当日は原稿やメモを見ながらでもOKですが、だいたいのことは頭にいれておきましょう。

☆挨拶の原稿&メモのチェックポイント☆

挨拶の原稿は、全文を読むつもりなら全文を書く必要がありますが、メモを見ながら話す場合は要点をまとめたものを用意しましょう。長い文から要点を探すのは難しいのでわかりやすいように分けておきましょう。
原稿やメモを見て話す場合は、堂々と見ます。チラチラを見ながら下ばかり向いているのは印象があまりよくありません。できるだけ列席者へ視線を向けるようにしましょう。
特に最初と最後の挨拶は列席者への視線を忘れずに!!

➂話し方や態度をチェック
自分が原稿を読んでいる姿を誰かに見てもらい、話し方や態度をチェックしてもらいましょう。携帯で動画撮影したり、鏡の前で行うのも◎

☆挨拶の練習チェックポイント☆

・話し方
□聞き取りやすく発音しているか
□早すぎたり遅すぎたりしていないか
□棒読みになっていないか
□効果的な「間」をとっているか
□クセで「あのー」「えー」などの言葉を使っていないか

・姿勢、態度
□背筋は伸びているか
□肩に力が入っていないか
□貧乏ゆすりをしていないか
□さわやかな笑顔になっているか
□視線が下を向きっぱなしになっていないか
□お辞儀の仕方は正しいか

これまで結婚式の挨拶についてご紹介してきましたが、結婚式が終わった後も親戚やお世話になった方へのお礼の挨拶、出席してくれた友人への挨拶、新居の挨拶…など日常でも様々に挨拶をする機会があります。そんな時は結婚式の挨拶を参考にしながら、その時々に合わせて気持ちのこもった挨拶をしていきましょう。